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ロリー・ギャラガー 『IRISH・TOUR `74 40TH BOX SET』

 こんなの出されちゃったら、買うしかないでしょ。なんで40年も経過しないと出てこないの。おかしいでしょ・・・と半分は怒りに満ちた気分です。とは冗談で・・・今だから出せたんでしょうね。その点は感謝!感謝!でもまだ不完全なんですよね。
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 そうです。こちらも大好きなギタリスト☆ロリー・ギャラガー☆の『IRISH・TOUR `74 40TH BOX SET』が発売となりました。国内盤は予定がないようなので、輸入盤を購入です。CD7枚+DVD1枚で破格の6,359円です。単純に1枚あたり800円を切る価格です。ロリーファンでなくても買って損はない、本当にブリテッシュ・ロックファン必聴の1品です。
 このアルバムですが邦題「ライヴ・イン・アイルランド」私はアナログ2枚組を本当に擦り切れるぐらい聞きました。中学生でしたが、盤が汚れて針飛びが出ても、水洗いして聞きました。(そんなバカなことはしたのは、この1枚イヤ2枚だけです。)
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 と・・・いつもになく熱くなりましたが、初めてロリー・ギャラガーのアルバム「Blueprint」(1973年)を聞いてから、そのギタープレイや歌唱に夢中になり、「Tattoo」(1973年)、「Ageinst The Grain」(1975年)、「Calling Card」(1977年)と聞き続けていました。
 そのボロボロになって塗装が剥がれたボディの(※諸説あり)ストラトキャスターから弾き出される音は、テイストの頃からエフェクターを通さない、聞けばロリーと判るほど特徴のあるギターです。テクニックも多彩であり、まさに職人芸ともいうべき奏法によって数々の名作、名曲が生み出されました。74年の来日を観ることができませんでしたが、この「アイリッシュ・ツアー」と同様なステージだったようです。
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 78年以降もアルバム制作やコンサートなど活動を続けていましたが、80年代に入ると時代の流れと共に話題になることも少なくなってきました。しかし発表された作品は各々が意欲的であり、エリック・クラプトンやジェフ・ベックのようなに、レゲエやジャズを取り入れた器用さとは違い、頑固までに一貫し「ブルースを基盤」にした音楽性は、真摯であり清々しさを感じました。
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 そして、ロリー・ギャラガーの絶頂期を記録した作品が今作品であり、合計7枚のディスクに1974年のツアーから4会場に渡ったライブ録音が収録されています、当然ながらオフィシャルでは未発表の曲がほとんど。さらに「IRISH・TOUR `74 」の記録映画としてDVD1枚が付いていて、当時のライヴを十分に堪能できるBOX SETになっています。
 ライヴ演奏には定評があるロリーですが、出身地のアイルランドでのライヴはまさに凱旋コンサートであり、地元でのライヴはファンの歓声と熱気が凄いです。彼もそれに応えるように、汗ダクでプレイする姿に圧倒されますが、時折見せる、街を散歩中のリラックスした笑顔にホッと一息つきます。
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 ロリーが47歳で亡くなってから、来年で20年にもなりますが、現在でも新たな音源で私たちを熱くさせてくれる彼に感謝するとともに、これからも新しい映像や音源を期待させて頂きます。又、そんなロリーに関して、今でもNET上のファン・サイトなどヘヴィーなファンがいるのも嬉しい発見でした。

 最後にロリー・ギャラガーと何度も共演したことのある、偉大なベース・プレイヤー★ジャック・ブルース★逝去のニュースをロリーの公式HPで知り、茫然としながらも、今まで多くの名演・名曲を届けてくれたことに一ファンとして感謝いたします。RIP
 
 

by nakaji411311 | 2014-10-26 22:14 | 新品CD

エリック・クラプトン 『プレーンズ・トレインズ・アンド・エリック~ジャパン・ツアー 2014』

 こんなの見ちゃうと、何とも悲しくなっちゃいます。もう本当に日本で、クラプトンのステージを観ることができないのかな。40年前の初来日からの記憶が蘇ってきて非常に感慨深いものがあります。
 
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 エリック・クラプトンの『プレーンズ・トレインズ・アンド・エリック~ジャパン・ツアー 2014』を観ました。 

 この作品は「MID AND FAR EAST TOUR 2014」として、日本、シンガポール、タイ、ドバイ、バーレーンのツアー記録ですが、演奏は全て日本でのライヴを収録しており、他にはオフ・シーンでの滞在中のホテルや移動などと、リハーサルからツアーメンバーや関係者から聞く、エリックとの過去から現在へに至るまでのエピソードが、ライヴの合間に挟み込まれ語られています。これもインタビューの中でラスト・ツアーへの想いや感謝の言葉などを話されると、何か・・・ますます、さよならモードになっちゃいます。
 映像収録曲はここ最近のコンサートでの定番となっている曲が多く、クレジットロールを含めて14曲プラスボーナス・トラックが2曲ということで、コンサートをご覧になった方々には、当時を振り返り思い出深く、ご覧になれなかった方には、悔しくも嬉しい映像音盤になるでしょう。
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 アコースティック・セットではブルーのマーティンを抱え「レイラ」と「ティアーズ・イン・ヘヴン」をプレイしています。また、これもまたさりげないアレンジでの「アイ・ショット・ザ・シェリフ」と「ワンダフル・トゥナイト」は肩の力が抜けたプレイでストラトのクリーンなギターの音色が心地いいです。
 当時のコンサート・レポートでも書かれていたように覚えていますが、サポート・ギタリストがいないことや、ヴォーカルをポール・キャラックに託す曲もあることから、「ギタリスト クラプトン」としてのギタープレイに対する意気込みを感じるとともに、熟練の味であるソロを多く聞くことができます。
 とにかく素晴らしいコンサートだったことは、映像からも十分に伝わります。日本のファンへの最後の贈り物なんでしょうか。最後まで目が離せませんでした。
 目は離さなかったのですが、この映像盤でひとつ不満が残るのが、会場右側からステージを捉えているカメラがあまりにも不安定に思います。ライヴとして臨場感を上げるための演出とも思えないし、上下のブレやロングからの寄せなど正直言って見苦しく思えました。
 編集でどうにかできなかったのでしょうか。ライヴの内容が素晴らしいので、本当にもったいない。
 
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 私がコンサートに足を運んだ回数でいえば、70年代~2010年代に渡ってエリック・クラプトンが一番多いという事にも気づきました。こんなことなら何をさておいても、最後といわれた本公演に行くべきでした。
 来日の度に、日本に対する特別な思いが強くなっていったというクラプトン本人が、コンサートのMCでも「ここで初めてプレイしてから40年。最高の場所であり、世界のベスト、そして多くのファンが来てくれた。感謝している。ありがとう」・・・こんな風にクラプトンから言ってもらえる日本人で本当に良かった。

 自分が大好きな世代のミュージシャンの年齢を考えると、今後の活動としてレコーディングはともかく、ツアー・コンサートをリタイアするミュージシャンは増えてくるでしょう。ツアーに出るという事は移動・宿泊など、体力的にも疲れストレスにもなることが多いと聞きます。そしてそれが高齢になればやはりきついですよね。
 クラプトンも招聘元の有働氏も言っていますが、英国人と日本人は気質も似ている点が多いというのも判る気がします。島国ということと互いに「騎士道」と「武士道」における人への思いやりと尊厳を重んじると・・・なるほど。 
 本日はこのぐらいで・・・次の映像盤にいきます。

エリック・クラプトン 『プレーンズ・トレインズ・アンド・エリック~ジャパン・ツアー 2014』

01. テル・ザ・トゥルース
02. プリテンディング
03. クロスロード
04. ドリフティン
05. アイ・ショット・ザ・シエリフ
06. リトル・クィーン・オブ・スペイズ
07. いとしのレイラ
08. ワンダフル・トゥナイト
09. キー・トゥ・ザ・ハイウエイ
10. ビフォー・ユー・アキューズ・ミー
11. ティアーズ・イン・ヘヴン
12. コカイン
13. フーチークーチー・マン
14. ハイ・タイム・ウィ・ウエント
ボーナス・トラック
01. ノーバディ・ノウズ・ユー
02. アラバマ・ウーマン・ブルース



by nakaji411311 | 2014-10-25 20:58 | DVD&ブルーレイ

スティーヴィー・ニックス 『トラブル・イン・シャングリラ』

 昨日は中古買取全国展開店に雑誌や書籍を持ち込み、レココレとストレンジ・デイズを約100冊持ち込み合計1,000円(1冊10円)とコミック10冊と書籍5冊で540円となり、まあこんなものかという感想ですが、後で店頭に並べられるとこの10倍から50倍くらいで売られているのでしょうね。(売れなかった時のリスクを考えれば納得ですが)
 そしてもう一方の中古買取ローカル店舗には、CD1枚とDVDを7枚持ち込んで買取金額が10,800円、そこそこ納得の金額でした。

 そんな売ってしまうものもあれば買うものもありで、間もなくNEWアルバムが国内でも発売になる、スティーヴィー・ニックスの6作目のソロ『トラブル・イン・シャングリラ』がTOWERレコード良盤発掘隊から今月発売になり購入しました。
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 2001年発表の作品ですが、まずこのジャケットがいいですよね。まさに妖精の後ろ姿、裏ジャケを見ると当時53才のスティーヴィーですが、まだこの若さ・・・そしてこの妖しさ・・・信じられません。
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 彼女の魅力はその小悪魔的な容姿や艶やかなパフォーマンスだけではなく、顔に似合わずハスキーな歌声と、恋多き妖精の哀しいまでに美しく、切ない体験を基にした数々の名曲。
 そんな彼女はソロ活動に入った1981年以降に、マックとの活動と並行して作品を発表してきましたが、その間にはコカイン中毒や精神安定剤の依存症などで入退院を繰り返したりと、万全な形での音楽活動ができないまま前作「ストリート・エンジェル」(1994年)に続く復活作がこのアルバムということになります。
 
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 今作はシェリル・クロウ、サラ・マクラクラン、リンジー・バッキンガムをゲストに迎え、バックにはワディ・ワクテルやヴィニー・カリウタなどが参加していますが、取り上げられた曲も、古くはバッキンガム・ニックスで未収録となった②、③やマック「噂」の中で歌われた曲の原曲④などを含め、ゲストの3人がスティーヴィーを曲の提供から演奏まで全面的にバックアップした形で、彼女の世界を創り上げています。
 アルバムに優劣を付けるのはどうなのかと思いますが、全米で大ヒットした1980年代前半の3作品とは違った輝きを感じる印象的な復活アルバムです。発表された2001年から既に13年も経過しましたが、国内盤がほとんど廃盤になっている現在、TOWERさんのお蔭で再発見させていただきました。良盤発掘隊いいですね。
 そして、まもなくスティーヴィー・ニックスの新作が発売されます。(輸入盤は既に発売されています。)楽しみです。

スティーヴィー・ニックス 『トラブル・イン・シャングリラ』(2001年)

01.トラブル・イン・シャングリラ
02.キャンドルブライト
03.ソーサラー
04.プラネッツ・オブ・ザ・ユニバース
05.エヴリ・デイ
06.トゥー・ファー・フロム・テキサス
07.ストロンガー
08.イッツ・オンリー・ラヴ
09.ラヴ・チェンジズ
10.アイ・ミス・ユー
11.ボンベイ・サファイア
12.フォール・フロム・グレース
13.ラヴ・イズ


by nakaji411311 | 2014-10-22 00:13 | 新品CD

ジェイムス・ギャング 『マイアミ』

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 ジェイムス・ギャングにおけるトミー・ボーリン最後の作品ということになりますが、アルバム・タイトルが「マイアミ」というのも何か暗示しているような・・・この僅か2年後に、この地で最後を迎えることになってしまう事になるとは・・・
 作品的には、前作の「バング」の延長のような音作りですが、改めてこのバンドはギター中心でのバンドであり、ギタリストのタイプによって音楽性が変わることと、初期(ジョー・ウォルシュ在籍)との違いは前作ではエンジニア、今作ではプロデューサーとしてアルバム作りに関わった、トム・ダウドの影響が大きいのかも・・・と感じました。
 解説によるとこの時期には、同じスタジオでエリック・クラプトンが「461オーシャン・ブルーバード」を録音していたとかで、どこか中米やアメリカ南部のレイド・バック感を感じるのは当然なのでしょう。
 曲の多くはトミー自身や彼をを中心としたメンバーとの合作ですが、相変わらずトミーのギターはどの曲にも印象的なソロやフレーズを聞かせてくれています。
 ジョー・ウォルシュのどちらかというとブルース、カントリーに根付いたエキセントリックな演奏を基盤にしたストレートなロックとは違い、トミーのジャンルに捉われないバラエティに富んだ音楽性と先見性を持ったギター・テクニックが、このバンドを継続させることができた要因だと思います。
 バンドを離れた後ソロ活動を行ったことや、仮にディープ・パープルに加わってなかったとしても、この”マイアミでの死”という運命は変わらなかったのかも知れませんが、現在も活動を行っていたとしたら素晴らしい軌跡を残してくれたでしょうね。とファンは思い続けています。

それと・・・ジョージのBOXはもったいないので、じっくり聞いています。

ジェイムス・ギャング 『マイアミ』1974年作品

01.ハイウェイをぶっ飛ばせ
02.ドゥ・イット
03.ワイルド・ファイアー
04.スリープ・ウォーカー
05.マイアミ・トゥー・ステップ
06.a:プレリュード
07.b:レッド・スカイズ
08.スパニッシュ・ラヴァー
09.サマー・ブリーゼス
10.ヘッド・アバヴ・ウォーター

by nakaji411311 | 2014-10-19 02:33 | 新品CD

ジョージ・ハリスン 『アップル・イヤーズ 1968-75』PART 1

 あまり季節感を感じない当ブログですが、こちら関東地方も日々秋の深まりっていうか、陽の当たらない部屋では寒いっていう言葉を発してしまうくらい気温差を感じるようになりました。皆さん、季節の変わり目ですので、風邪などひかないようにお気を付け下さい。来週、私はこの時期恒例のインフルエンザの予防注射を摂取してきます。なにせ年ですから、こじらせると面倒で。

 先週の部屋整理は、その後ほとんど進展しないまま、「部屋がすごいことになっている」と家族に言われ続け、ようやく休日の今日、片付けを再開します。ですので明日は本日の整理如何によっては、ユニオンさんとOFFさんには買取をお願いに行くつもりです。まだユニオンさんの買取20%UPの期間中だと思いますが、どうしても前回の買取でのクリストファー・クロスの紙ジャケ400円がトラウマになっていて躊躇してしまいます。買取価格なんて正直いってグレー(通常価格を全て公開しているわけではない)なので20%UPがアップなのかよくわからないですよね。過去の買取明細を保管していますが、十数年前の買取額って凄かったです。CD130枚が16万円ですから・・・現在ならいいとこ5万円ぐらいでしょうね。
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 いろいろとくだらない書き出しですみません。
 やっと、ジョージ・ハリスンの「アップル・イヤーズ1968-75」の国内発売盤を購入しました。私は高額品(1万円以上)は社販で給与天引きで購入することにしています。(たいして安くはなりませんが)
 いろいろなお店のポイントも魅力なのですが、なにせサイフの中身が寂しいもので・・・カミさんには何度も怒られましたが、その度に謝っていいます。

 各音盤は待望のリマスターでの発売ですね。ダークホース・イヤーズから約10年ですから、ジョージのファンにとっては本当に嬉しい企画だと思います。過去には同じアップル時代でも初期の2枚「不思議の壁」「電子音楽の世界」が紙ジャケで発売になったので、続きを期待しましたが実現せず、何故かジョージだけが取り残されたように感じていました、
 正直、20世紀に購入したCD「ダークホース」「ジョージ・ハリスン帝国」は既に手放しており、アナログもブチブチ音を発している現状なので買い替え中だったこともあり、タイミング的にも良い時期でした。内容もデジ・スリーヴでの仕様ですが、内袋もほぼ再現されていますし、ボーナス・トラックによる未発表曲が追加されているのもNICEです。
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 それでは1枚目は「不思議の壁」です。
1968年の11月に発売になった作品ですが、ご存じの通りジェーン・パーキン主演映画「ワンダー・ウォール」のサウンド・トラック盤ということでのインスト集となっています。後に映画製作に関わるジョージにとっては彼らしい最初のアルバムです。ゲストにリンゴ・スターやエリック・クラプトンも参加していますが、曲もバラエティに富んだ流れで収められており、一聴するとまとまりが無く感じますが、あくまでもサントラなのでそこはご容赦。ビートルズの白アルバムと作成が近い時期の作品であったことを考えると、ジョージの曲がインド音楽に傾倒していた中で、西洋ポップスとの融合という試みが中々面白く感じられます。しかしながら当時の第1印象としては面白味が無く、繰り返して聞くこともないアルバムで、早いうちに手放した記憶しかありません。それはさておき、記念すべきアップル初アルバムです。
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 続いて2枚目「電子音楽の世界」ですが、当時ではまだ珍しい楽器であったシンセサイザーに取り組んだ、ほぼ実験的な作品です。前作同様に”ビートルズのジョージ”を期待すると肩透かしというか、無かった作品として捉えたい1枚になってしまうのかも知れません。しかしながら好奇心旺盛なジョージだからこそ、他の3人とは違ったアプローチでタイトル通り「ELECTRONIC SOUND」なる作品を生み出したのということが、この数年後に音楽界でのシンセサイザーの台頭を考えれば、良い意味でも先見の目があったと評価すべきことでしょうか。とにかくジョージの作品に関しては心情的に肯定してしまうのでご容赦下さい。このアルバムも当時から深く聞き込んだことがないので薄っぺらい感想しかありません。どうもお疲れ様でした。
続きはPART 2で。
 

 

by nakaji411311 | 2014-10-18 14:32 | 新品CD

ポコ 『シマロンの薔薇 (ROSE OF CIMARRON)』

 休日明けの台風って・・・先週と同じじゃないですか。首都圏の電車は本当に雨、いえ風と雪に弱いんですから・・・皆さんお気を付けてお出かけください。
 本日は祝日でお休みでしたが、私は朝から大掃除をしていました。なんでも12月にキッチンとバス、トイレのリフォームをするとの事。そのお蔭でその中間に位置する、私の大事な音盤収納部屋も床を剥がす為、一時的に撤去しなくてはならなくなりました。
 まだ時間はあるから、来月でいいだろうと思っていたのですが、そこそこの物量があることを考え、本日より始めたわけです。ラックや棚からブツを引き抜いたのはいいのですが、そこから現在は空いている娘の部屋へと大移動させましたが、これが夜になっても終わらない。書籍・雑誌・コミックが凄いことになっていました。レコード・コレクターズは調べてみましたら1988年から現在まで約25年分、ストレンジ・デイズとDIGが創刊号から、廃刊になったミュージックライフとアドリブ、ギター・マガジン、プレイヤーがそれなりに揃っています。そしてレコード、CD、DVD、ブルーレイ、レーザー、VHS、カセットとギター2台のアンプが1台。果てはゲーム機 PS、サターン、64のハード&ソフト・・・更にプラモデルやUFOキャッチャーの景品・・・・どんな部屋なんだということで、処分できませんでした。
 あまり家族に見られたくないので、一旦打ち切りにして片付けは次週へと。
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 というわけで、片付けをあきらめた時に、目に止まったちょっと前に入手して聞いていなかったレコードを聞き出しちゃいました。それがこちらのポコ『シマロンの薔薇』でした。
 
 このアルバムは本当に好きなんですよ。1976年発表の11作目の作品ですが、発売されてすぐに耳にして気に入っていました。
 ポコはバッファロー・スプリングフィールドのメンバーであった、ジム・メッシーナとリッチー・フューレイを中心に1968年にロサンゼルスで結成されたグループですが、当時はランディ・マイズナーも加わっていました。(アルバム発表前に脱退)すぐにティモシー・B・シュミットが参加することになります。(これも後のイーグルスと同じ)
 彼らの音楽はカントリー・ロックを中心にしたサウンドですが、やはり初期はバッファロー・スプリングフィールドやザ・バーズなどの影響も感じられます。しかしこの後、中心メンバーのジムとリッチーが脱退することになりますが、その頃には音楽の幅も広がり、二人のシンガー主導ではなく、グループとしてまとまった音となり、よりポコの魅力であるコーラスワークやバンジョー、マンドリンを使った独特のアレンジで、当時人気上昇中のイーグルスとはまた違った形で、乾いたウエスト・コースト・サウンドを創り出しています。
 そして今作の「シマロンの薔薇」では更にカントリーからブルーグラスっぽい曲も増えてきたことと、タイトル曲の様にシンプルなメロディと思わず口ずさんでしまうポップさが、この頃の脚光を浴びていた西海岸ミュージックとしての特徴でしょうか。今、聞いてもこのアルバムは高校生の頃、聞いた印象と全く変わらず、疲れた頭と体を癒してくれるオアシスの様な1枚です。
 これも買って良かった。CDも輸入盤なら手に入りそうですが、中古411円ならこれで十分です。音も悪くなく満足です。
 この後のポコとしては、ティモシーもイーグルスに移り、大きなヒット曲もないまま。現在ではオリジナル・メンバーのラスティー・ヤングのみで活動しているようです。
 
 さて、私はこの後の片付けをどうしようかと考えながら、未開封で埋もれていたWINGSの「オーヴァー・アメリカ」を先ほど見つけました。ダメだ・・・こんなことじゃ・・・外の雨と風が徐々に強くなってきたようですが、みなさん気を付けてくださいね。

by nakaji411311 | 2014-10-13 20:26 | レコード

ゲイリー・ライト『夢織り人(The Dream Weaver)』

  間もなく、ジョージ・ハリスンの「アップル・イヤーズBOX」が発売になりますが(輸入盤は既発)、音質の向上はいかがなものでしょうか。初期の2作はいいとして、「オール・シングス~」と「リヴィング・イン・ザ~」も今世紀に入ってからリマスターとなっているので良しとしても、「ダーク・ホース」と「ジョージ・ハリスン帝国」(あえて邦題)の2作品は期待しています。
 国内発売盤も輸入国内仕様ということで、ここは輸入盤を購入が正解なのかも知れませんが、私が予約したのは国内発売盤です。できれば国内製作でジャケやBOXやポスターなんか再現してくれれば、輸入盤との価格差も納得なんですけどね。仕方ないですか。噂によればデジパックで「帝国」の切り抜きやエンボス加工もなしと・・・CDが売れない時代だから手間は掛けないでコストも掛けず、帯と解説で約6,000円。毎度あり!!ってなことでしょうか。
 だらだらと愚痴をいってすみません。
・・・ということでまた、ユニオンさんで安価で手に入れた、中古LPレコード購入の記事です。
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 ジョージのソロ作品でも多くに参加している、キーボードプレイヤーのゲイリー・ライトが1975年に発表した、2作目のソロ作品『夢織り人(The Dream Weaver)』です。こちらもCDでお目に係れない状態ですので、LPレコードで躊躇わずに購入。同時購入のリック・デリンジャーよりやや高めですが972円でした。ジャケも盤も美品で帯付なら納得価格ですかね。オクだったら送料も掛りますからね。

 昔から気になっていた1枚でしたので、早速聞いてみましたが大ヒットしたタイトル曲の「夢織り人」はゲイリーのエレピとややハスキーなヴォイスが魅力的な1曲です。その他の収録曲もポップですが、音作りがまさにAORに近いようで、同時期に作られたジョージの「帝国」に通じる部分を多く感じます。それもそのはず参加しているミュージシャンもジム・ケルトナーやアンディ・ニューマーク、デヴィッド・フォスターといえば、同作品と同様な方々。クレジットには無いけどジョージが参加していても不思議ではないような作品です。
 ゲイリーのソロだからといってキーボードが、最初から前面に出てくるような派手な演奏はなく、美しいメロディや軽快なリズムに添えられている、彼のセンスを感じる演奏が特徴のようです。
 聞き込んでいけば、更に新しい発見があるようなそんな1枚です。これも買って正解でした。

ゲイリー・ライト 『夢織り人』1975年作品

SIDE 1
01.愛は生きている
02.レット・イット・アウト
03.キャント・ファインド・ザ・ジャッジ
04.メイド・トゥ・ラヴ・ユー
05.パワー・オブ・ラヴ

SIDE 2
01.夢織り人
02.ブラインド・フィーリング
03.マッチ・ハイヤー
04.フィール・フォー・ミー


by nakaji411311 | 2014-10-12 20:55 | レコード

エルヴィス・プレスリー 『エルヴィス・オン・ステージ vol 1』レガシー・エディション

 いきなり昭和という言い方をしますが、昭和40年代後半から50年代前半、その頃の新聞のテレビ欄を見ると、1週間の中で、ほぼ毎日朝も昼も夜も映画を放映する時間帯があって、多くの映画を観ることができたことを覚えています。
 そんな頃ですかね。1960年代に数多く制作されたプレスリー主演の青春ミュージカル映画?をテレビの画面で観ていたのを・・・「青春カーニバル」「アカプルコの海」「フランキー&ジョニー」その他数々の主演映画で、シンガーというより俳優としてのプレスリーに大いに楽しませて頂きました。(ストーリーがみな似ているので、整理できませんが)
 こうした青春映画のプレスリーを観ている傍ら、リアルタイムでは着実にシンガーとしてのエルヴィス・プレスリーは復活を遂げていたのでした。1968年のTVスペシャル・ショーで皮ジャンに身を包んで、聴衆を前に歌う姿はずーっと後で、フィルムで見ることが出来ましたが、なんと神々しい姿か・・・(大袈裟かも知れませんがとにかくカッコイイ)当時もステージに立つ前には、ストイックにトレーニングを積んで臨んでいたと伝えられていますが、これだけプロフェッショナルに仕上げられたステージには感動するばかりです。(あくまでフィルムを観た上でしかありませんが)私の観た3本のベスト・パフォーマンスの内の1本です。

 そして前置きが長くなりましたが、今回購入した音盤が『エルヴィス・オン・ステージ vol 1』レガシー・エディション2枚組です。
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 内容はLPレコードと同様のオリジナル12曲とシングル・バージョン4曲、アウトテイク5曲がDISC1に収められています。シングルMONO4曲は嬉しい収録ですし、別テイクは興味深く聞きましが、オリジナルとの比較で完成に至るプロセスを垣間見ることができる貴重な音源だと思います。
 そしてDISC2の1970年8月12日のデイナー・ショーは今作のオリジナルを中心に収録されているライヴということで、こちらも貴重な音源となっています。本当は輸入盤のデラックス版(CD+DVDの8枚組)でこのステージの全貌が掴めるのだと思いますが、私の個人的な経済的事情でそれは不可能でした。ごめんなさい。ちなみにこちらの音盤もポイントを使って、お店より頂戴しました。
 
 映画版での「エルヴィス・オン・ステージ」は音盤と同様に、1970年にラスヴェガスのインターナショナル・ホテルでのショーをドキュメント映画化した作品で、ステージでのショーを中心にエルヴィスを追い続けた内容とともに、スーパースターのオフも捉えた貴重な作品となっています。今更説明するのもヤボですが、この後1977年に亡くなるまで、全米各地でショーを行いますが、ステージの構成はここから大きく変わることは無く、むしろ本人の体型だけが大きく変化していくことになります。トレードマークとなる派手なスタンド・カラーにジャンプ・スーツといった衣装もこの頃から徐々にエスカレートしていきますが、今となっては懐かしいスタイルですね。彼以外では絶対に着こなすのは無理でしょう。そういえば今では見かけなくなりましたが、そっくりさんも多くいましたね。そういえば、和製プレスリーの本郷直樹さんは、どこに行ったのでしょうか、最近お見かけしませんが・・・
※ 曲目は多すぎて省略させて頂きます。あしからず。 

by nakaji411311 | 2014-10-12 18:24 | 新品CD

リック・デリンジャー 『スプリング・フィーバー』

 ディスクやコンサートで、聞き親しんできたミュージシャンの訃報に接すると寂しさと共に、誰もが老いていくことの現実と、確実に時は過ぎて行くのだという当たり前なことをしみじみと実感しています。
 ここ最近でも、リーダー作はもちろんのこと、多くのゲスト参加作品で名演奏を聞かせてくれたジョー・サンプルの悲報にはショックを受けました。特に70年代中頃から80年代に掛けては、クルセイダースの来日公演を中心にライヴを楽しませてくれたアーティストでしたから・・・あのエレピから水が流れ落ちていくような美しい自然の旋律を忘れることができません。ご冥福を祈りつつ・・・
 もう一人、7月に偉大なブルース・ギタリスト ジョニー・ウィンターが亡くなってしまいました。つい先頃(4月)に来日公演を行って、元気な姿を見せてくれたばかりなのに、あまりにも急な出来事に実感を感じられずいましたが、時間が過ぎて行くにつれ喪失感が大きくなっていくような気がします。それも9月に新録音の音盤が発売されたからなおさらなのかも知れません。
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 書き出しからこんなに暗くなるのもどうかと思いますが、本日の中古回収金銭トレードLP盤です。
ウィンター・ファミリーの中でも、そのルックスからは想像できないワイルドなロックンロールを奏でるギタリスト、リック・デリンジャーの2枚目のソロ作品「スプリング・フィーバー」のレコード盤です。ユニオンさんで国内盤帯付が648円でしたが、CDも既に廃盤だと思ったので迷わずに購入。盤に傷もなくジャケも良好です。女子のように重ねた手の上に顔を乗せ、見つめるリックが何とも可愛らしいジャケですが、これはポップ・アイドルの作品ではなく、紛れもないクールでかっこいいロック・アルバムです。バックもジョニー&エドガー・ウィンターをはじめファミリーのメンバーとゲストにはなぜかチック・コリアやトッド・ラングレン(?)、デヴィッド・ヨハンセン(N・Yドールズ)やデイヴ・メイスンなどなどがゲストで熱い演奏を行っています。特に⑩のブルース曲はジョニーのスライド・ギターとデヴィッドのブルース・ハープが絶品の1曲です。前作「オール・アメリカン・ボーイ」よりは落ち着いた作品となっているような気がしますが、それでも確かなテクニックで演奏される曲は気持ちいいほど爽やかな気分になります。これも買って良かった1枚ですね。

リック・デリンジャー 『スプリング・フィーバー』1975年作品
SIDE‐A
01.ギミ・モア
02.トゥモロー
03.さよならを言わないで
04.スティル・アライヴ・アンド・ウェル
05.ロックンロールでぶっ飛ばせ
SIDE-B
01.ハング・オン・スルーピー
02.ロックンロールと皮ジャンパー
03.ウォーキン・ザ・ドッグ
04.ヒー・ニーズ・サム・アンサーズ
05.スカイクレイパー・ブルース



by nakaji411311 | 2014-10-12 01:31 | レコード

イエス 『ソングス・フロム・ツォンガス』

 まもなくピンク・フロイドの新作が発売になるようで・・・タイトルは『永遠(TOWA)/THE ENDLESS RIVER』とのこと。ロジャー・ウォーターズの参加はないそうです。リチャード・ライトが2008年に逝ってから残ったメンバーの動向も気になっていたのですが、ピンク・フロイド名での最後のオフィシャル作品となるということで、寂しい思いです。
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 ということで購入したが、聞いていない音盤シリーズの?回目です。これは2005年に既に映像盤で発売されている2004年の「イエス35周年記念コンサート」の音源と映像がリイシューとなり、先月発売となった作品です。
 私は音盤のみの購入となりました。いや単純に購入資金がないということで某CD店のポイントを使って購入しました。(正確には頂戴いたしました。)
 
 内容はイエス黄金期といわれる5人(海洋地形学~、究極の作成時メンバー)でのライヴということで安心と期待のアルバムですが、聞き進めていくうちに何故か頭の中で「?」決して悪くはないのですが、聞き慣れない構成に戸惑っています。ライヴ録音が初めての曲など選曲はいいのですが、定番曲のアレンジが大胆ですね。特に"ラウンドアバウト”なんてブルース調のアコーステック版は腰が砕ける思いでした。(大袈裟ですが)
 聞きこむ内に馴染んでくるでしょうが、クラプトンのアンプラグドの時と感覚が似ていますが・・・ここでスティーヴ・ハウのソロと思いきや、あれウェイクマンなのとか。これはまだ未見の「イエス/アコーステック」を観ないと解決できそうにないですかね。いや今作の映像も観ないとやはりだめでしょう。
 それにしても10年も前の作品に悩んでいたら11月の来日公演を観たらどうなってしまうのか心配ですね。アンダーソンもウェイクマンもいないんですよ。あの頃ではないのはわかっていても「こわれもの」と「危機」を演るっていったら、期待しちゃうのは必然でしょう。通算20期メンバーでの2014年イエスですが、期待と不安でいっぱいです。この先いつまで楽しませてくれるのか・・・みなさん長生きしてください。
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イエス 『ソングス・フロム・ツォンガス』2014年リイシュー盤

DISC 1
01.イントロ/「火の鳥」より
02.究極
03.スウィート・ドリームス
04.アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル
05.マインド・ドライヴ(パート1&2)
06.南の空
07.世紀の曲がり角
08.マイ・アイズ
09.マインド・ドライヴ(パート3)
10.ユアズ・イズ・ノー・ディス・グレイス

DISC 2
01.ザ・ミーティング(ピアノ・ソロ)
02.遥かなる想い出
03.不思議なお話を
04.タイム・イズ・タイム
05.ラウンドアバウト
06.ショー・ミー
07.ロンリー・ハート
08.セカンド・イニシャル(ギター・ソロ)
09.リズム・オブ・ラヴ

DISC 3
01.同志
02.儀式
03.エヴリ・リトル・シング
04.スターシップ・トゥルーパー




 

 

by nakaji411311 | 2014-10-12 00:01 | 新品CD