<   2014年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧

アメリカ 『風のマジック』 『渚のボーダー』

ポール・マッカートニー再来日公演のチケットを発券してきましたけど、ストーンズの時のように、何時もいい席をGETできる訳でもなく、当日は米粒ぐらいの生ポールを見ながら、名曲をBGMに、初夏の神宮の夜景と正面に見える聖火台でも眺めながら国立競技場とお別れでもしましょうか。(昨年の東京ドームの時より遥か遠くです。)

 さて、本日開封した音盤は、消費税8%になる前に入手したCDです。
アメリカ 『風のマジック』 『渚のボーダー』の2作がSHM紙ジャケにて発売となりました。(アナログと並べてみました。)
b0287042_1922012.jpg

b0287042_1924535.jpg

 昨年夏のビーチボーイズ50周年コンサートのゲストで来日もしていたのでご存知の方は多いと思いますが、<アメリカ>は米西海岸で71年にトリオでデビュー。CSN&Y風のアコーステックかつハーモニーが特徴の曲が評判となり、72年に「名前のない馬」が全米No.1に、その後も順調にヒット曲を出していましたが、70年代後半から低迷期に入り、トリオからデュオになったもののヒット作は生まれず、80年代に入ってからようやく、ウェスト・コースト・ロックが脚光を浴びるとともに復活し、ヒット曲となったのがこの「風のマジック」でした。ゲストにカール・ウィルソン(ビーチ・ボーイズ)、ティモシー・シュミット(イーグルス)、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ(TOTO)、クリストファー・クロスを迎えて作られた今作は、アコーステックかつメロデイの美しさを基調に当時のサウンドアレンジ(TOTO風)が施された80年代<アメリカ>がここにあります。
 しかしこのアルバム最大の功労者は「風のマジック」の作曲者ラス・バラード(元アージェント)でしょう。この1曲が起死回生のヒットとなったことで次作への自信に繋がります。

 そして「風のマジック」のヒットに続き、翌83年に発表されたのが「渚のボーダー」です。前作で起用したラス・バラードを作曲&プロデュースに迎えた今作は、<アメリカ>の2人はヴォーカルとコーラスのみで、他のパートはすべてバラードが演奏とプログラミングを行っています。ポップな中にもAORのテイストでストリングスやホーンを配して、時代受けする音に仕上がっています。現在、聞いても古臭く感じないのは、素晴らしいですね。その後はキャピトルから2作発表した後に離れ、発表する作品の数は減りましたが、現在もキャリアを重ねています。
b0287042_1931360.jpg

 ところでワーナー時代のアルバムはもう数年前に再発になっていますが、キャピトル時代はなぜか過去2作が未発です。「サイレント・レター」と「アリバイ」ですがこちらもヒットはしなかったものの、私にとっては愛聴しているアルバムです。アナログも少々疲れてきていますので、CDでの再発を待っています。

 とにかく<アメリカ>いつも爽やかで美しいメロディに浸りたく、初夏のこの時期に旧作から聞き通しています。

アメリカ 『風のマジック』

01. 風のマジック
02. ネバー・ビー・ロンリー
03. ユー・ガール
04. インスペクター・ミルズ
05. ラヴ・オン・ザ・ヴァイン
06. デスペレート・ラヴ
07. ライト・ビフォー・ユア・アイズ
08. ジョディ
09. サムタイムス・ラヴァーズ
10. イーヴン・ザ・スコア

アメリカ  『渚のボーダー』

01. マイ・カインダ・ウーマン
02. シーズ・ア・ランナウェイ
03. キャスト・ザ・スピリット
04. ラヴズ・ウォーン・アウト・アゲイン
05. 渚のボーダー
06. ユア・ムーヴ
07. ハニー
08. マイ・ディア
09. トゥナイト・イズ・フォー・ドリーマーズ
10. ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー
11. サムデイ・ウーマン  

 
by nakaji411311 | 2014-04-29 19:30 | 新品CD

ホリーズ 『グレイテスト-シングルズVOL.1』

 いよいよGWがスタートですね。私は暦通りの休日ですので、遠出はしないで家でおとなしくしています。
とはいっても、近くの映画館がこの3日間だけ料金が1000円だった為、午前中に行ってきました。
 久々に長蛇の列でチケット購入に並んでいる人を見ましたが、人気はやはり「コナン」と「アナと雪の女王」ですかね。私が観たのは・・・ハイ!「テルマエ・ロマエⅡ」です。前作も劇場で観ましたが、その時はほぼ満員に近かったように覚えてます。しかし今作品は上映2日目ですが、4割ぐらいの観客で、いくら午前中とはいえ入りはイマイチのようです。・キャストはほぼ同じですが、内容は・・・笑える2時間でした。

 さて本日、開封した音盤がこちらの1枚です。
b0287042_18392093.jpg

ホリーズ 『グレイテスト-シングルズVOL.1』 SHM紙ジャケ2枚組 定価(本体3,400円+税)です。

ブリテッシュ・ビート50周年記念の中で、オリジナル・アルバムに続いて、1968年に発売となった63年~67年のシングル局AB面を収録した、初の公式ベスト・アルバムです。
 モノ・ステレオ両ミックスが存在するトラックに関しては双方を併録していますので、お腹いっぱいの62曲が2枚に収録されています。

 紙ジャケは1枚が68年の英パーロフォンのリリース時と78年のシングルB面集「THE OTHER SIDE ~」のアルバム・カヴァーを復刻しています。
b0287042_1839574.jpg

 先に発売された50周年記念のオリジナル・アルバムには収録時間との兼ね合いから、初期のシングルAB面は収録されていないことで、その点を補完するようなマニア向けアルバムなのかもしれませんが、こうしてヒット曲を発表順に聴きなおすと、改めて初期ホリーズの素晴らしさを再認識することができました。
  各メンバーのソング・ライターとしての才能ももちろん、他のアーティストのカヴァーのアレンジも彼らの魅力のひとつです。
 リアル・タイムで曲を楽しんだ世代ではないですが、バーズ、バッファロー・スプリングフィールド同様にCSN&Yから遡って魅せられたバンドのひとつです。

ホリーズ 『グレイテスト-シングルズVOL.1』 (DISC1 モノ、DISC2 ステレオ)

01. (エイント・ザット)ジャスト・ライク・ミー
02. ヘイ・ホワッツ・ロング・ウィズ・ミー
03. サーチン 
04. ホール・ワールド・オーヴァー 
05. ステイ
06. ナウズ・ザ・タイム 
07. ジャスト・ワン・ルック 
08. キープ・オフ・ザット・フレンド・オブ・マイン
09. ヒア・アイ・ゴー・アゲイン 
10. ベイビー・ザッツ・オール
11. ウィ・アー・スルー 
12. カム・オン・バック 
13. イエス・アイ・ウィル 
14. ノーバディ 
15. アイム・アライヴ 
16. ユー・ノウ・ヒー・ディド
17. ルック・スルー・エニィ・ウィンドウ(恋は窓から)
18. ソー・ロンリー
19. イフ・アイ・ニーデッド・サムワン(恋をするなら
20. アイヴ・ガット・ア・ウェイ・オブ・マイ・オウン 
21. アイ・キャント・レット・ゴー
22. ラニング・スルー・ザ・ナイト
23. バス・ストップ
24. ドント・ラン・アンド・ハイド 
25. アフター・ザ・フォックス (ウィズ・ピーター・セラーズ)
26. ストップ・ストップ・ストップ 
27. イッツ・ユー 
28. オン・ア・カルーセル(恋のカルーセル)
29. オール・ザ・ワールド・イズ・ラヴ
30. キャリー・アン 
31. サインズ・ザット・ウィル・ネヴァー・チェンジ(恋のサイン) 
by nakaji411311 | 2014-04-27 18:40 | 新品CD

バッド・フィンガー 『涙の旅路』

 ご無沙汰してます。ほぼ3週間振りの更新となります。記事にしたい事は数多くあったのですが、・・・が、PCが本当に調子悪いです。症状は以前から出ていたのですが、もう限界なのかもなんて
 それと今月に入ってから、会社でもプライベートでも大きく環境が変わってきました。その辺は追々書いていきますが・・・
 
 そういうことで音盤の紹介ですが、聴いている時間も無いのに増え続けている中からこの1枚です。
 バッド・フィンガーの1974年作品から『涙の旅路』です。
b0287042_1593516.jpg

 ピート・ハムが1961年にパンサーズというバンドを始めて、1964年アイヴィーズに改名、そして1969年に「バッド・フィンガー」としてポール・マッカートニーがプロデュースで発表したシングル曲”COME AND GET IT"を皮切りに英米での多くのシングルヒット・チャートの上位に連なるバンドとなります。またアップルとの契約と共にビートルズの弟分的な存在でもあったことは、ジョージのバングラディシュ・コンサートなどへの参加やリンゴの映画「マジック・クリスチャン」などのサントラ製作などご存知の通りです。
 アルバムとしても『NO DICE』や『STRAIGHT UP』などメロディ・メーカーとして素晴らしい
作品がありますが、1973年アップルとの最終作となる『ASS』はバンドの移籍問題などで発表が遅れることとなります。そしてワーナーへの移籍後、最初の作品が『涙の旅路』となります。
b0287042_2077.jpg

個人的にはアップル時代のアルバムの方が、耳にする機会が多かったので、興味はありつつ初めて今作を聞いてみました。
 その前にこのジャケがいいですね。いかにも英国らしくなぜかキューブリックの映画を連想してしまうのは考えすぎかな。
 原題は「BAD FINGER」CD化は1997年以来3度目とのことです。

全12曲ですが、シングルヒット曲が含まれていないせいかセールスは良くなかったらしいですが、曲の随所にバッド・フィンガーらしさというか、バラエティに富んだ中にもメロディメーカーとしてのピート・ハムの良さとプロデュースしたクリス・トーマスのセンスが魅力のアルバムとなっています。評価としては次回作の『素敵な君』の方が高いようですが、そちらも金銭に余裕があれば聴いてみたいです。・・・そしてこのアルバムがピート・ハム参加の最終作となってしまうのです。

バッド・フィンガー 『涙の旅路』

01.涙の旅路
02.シャイン・オン
03.ラヴ・イズ・イージー
04.夢はいずこへ
05.ホワイト・ドント・ウィ・トーク
06.アイランド
07.マッテッド・スパム
08.さすらいの道
09.マイ・ハート・ゴーズ・アウト
10.ロンリー・ユー
11.ギヴ・イット・アップ
12.アンディ・ノリス 
 
by nakaji411311 | 2014-04-19 02:00 | 新品CD