コンサート雑記 『クロスビー・スティルス&ナッシュ』2015.3.5

クロスビー・スティルス&ナッシュの20年振りの来日公演を観るため、初日の3月5日東京国際フォーラムに行ってきました。
実は来日するというのをこちらのブログに情報頂いた時、公演が3月ということで、仕事と被ったら嫌だなと、ちょっと躊躇したこともあり、チケット手配に出遅れてしまい購入したのが1ヶ月前。
直接、ぴあステーションで空席を聞くと1階の後方か2階の前の方との事。迷わず選んだのは2階の中央最前列席でした。フォーラムの2階は初めてでしたが、結果的にはステージ全体を見渡せて、音のバランスも良く満足できる良席でした。
当日は仕事を早目に切り上げ、開演40分前には到着してパンフをじっくり見て、気分を高めていました。そして開演前のBGM、JEFF BECKの「A DAY IN THE LIFE」が終わると同時に、3人を先頭にバンド・メンバーが登場。そして1曲目Carry On/Questionsが始まります。
思い起こせば、中3の時に初めてこの曲を聴いて40年。Yが居なくてもこの曲を生で聞ける日が来るとは本当に夢のようです。彼らの存在を教えてくれた旧友Aくんは昨年亡くなり、久し振りの来日を一緒に聴きたかったという無念さもありましたが、初めて彼らを目の前で観られることにそれ以上の嬉しさがありました。
b0287042_21205355.jpg
2曲目はグレアム・ナッシュのソロから「Military Madness」です。この曲を初めて聴いたのは日本の編集盤「金字塔」でした。なぜか彼らのアルバムで最初に購入したのがベスト盤だったのかは謎ですが…とにかく新旧取り混ぜて、前半12曲はアッと言う間に過ぎ去りました。あれもこれもエネルギッシュで、エモーショナルで、爽やかなハーモニーが時を超えて目の前で繰り広げられている…もうそれだけで満足です。

そして、休憩を挟んで2部が始まって間もなくサプライズが起きたのが、まさかまさかのジャクソン・ブラウン登場。
b0287042_21443830.jpg
来週からの東京公演ということで、来日中とは知っていましたが、これは嬉しい1曲。ナッシュ&ブラウンで「The Crow On The Cradle」を演ってくれました。あのノーニュークスの時の再演ですね。2人の息の合った熱唱…圧巻でした。
b0287042_21452946.jpg
その後も3人が交代でメインヴォーカルをとったり、主にスティルスはギタープレイを軸に演奏を続けていきますが、とにかく期待以上だったのが、デイヴィッド・クロスビーだったと思います。ギターを抱えて一人マイクの前に立った時、会場も息を呑むように物音もせず、爪弾くギターと共に発する彼の深く伸びやかな声に驚きました。ひとつのクライマックスだったと私は思います。正直言って、体調を一番心配していたのは彼の状態でしたから…でも考えたら昨年の新作も素晴らしい作品でしたね。まだまだ現役なんですよね。
中盤から終盤でも彼らの代表作品が次々と演奏され、開始から2時間30分が過ぎ最後の曲「Love the One You're With」が終わり、ステージ袖に消えた後にアンコールとして再登場となり演奏されたのが「Teach Your Children」お馴染みの曲で会場の客との合唱となり、初日は終演となりました。(ジュディ組曲を演ってくれなかったのは残念でしたが…)
ライヴ全体は大満足でしたが、気になったのが客の入り。開演5分前でも空席が目立つなと思っていたら、観客は2階席は2列目ぐらいまでで、しかも右側は最前列からほぼ0…始まる頃には皆さん自由席状態で、1階席も後方は空席だったようですね。
客も若い人と女性はあまりいなかったです。50〜60代のオヤジがほとんどでした。
これでは興行的には厳しいのだろうななんて余計な事を考えてしまいました。
もうこれが最後の来日なんて勝手に思っていたのですが、こんな素晴らしいライヴが出来るということは、次があるって期待しちゃいます。但し会場は小さめで、オヤジは金持ってるから高めでもいいんじゃないですか。
2003年のアル・クーパー来日以来の感動でした。

2015.3.5 演奏曲目

    第一部

  1. Carry On/Questions
  2. Military Madness
  3. Long Time Gone
  4. Southern Cross
  5. Just A Song Before I Go
  6. Delta
  7. Don't Want Lies
  8. Marrakesh Express
  9. To the Last Whale:Critical Mass/Wind On The Water
  10. Our House
  11. Déjà Vu
  12. Bluebird
  13. 第二部

  14. Helplessly Hoping
  15. Girl From The North Country
  16. The Crow On The Cradle (with Jackson Browne)
  17. What Makes It So
  18. Guinevere
  19. Somebody Home
  20. Burnin' For The Buddha
  21. Almost Cut My Hair
  22. Wooden Ships
  23. For What It's Worth
  24. Love the One You're With

    アンコール

  25. Teach Your Children


by nakaji411311 | 2015-03-14 22:03 | コンサート
<< 『O.L.H(Only Lov... スージー・クアトロ 『陶酔の... >>