フランキー・ヴァリ 『君の瞳に恋してる』マスターズ・オブ・ポップ1000ベスト・コレクション

 5年ほど前に家の 近くにシネコンが出来てから劇場に行く機会が多くなりましたが、観たい作品に限って上映期間が短いなんてことが多く、この映画も9月末に公開された作品ですが、今週一杯で終了ということなので観てきました。
 クリント・イーストウッド監督作品「ジャージーボーイズ」です。1960年代に多くのヒット曲を生み出した”ザ・フォー・シーズンズ”のヴォーカルであるフランキー・ヴァリの半生を描いたミュージカル舞台を映画化した作品です。
 このバンドは、年代的にいうと私の1.5世代くらい上の方々のほうが良くご存じのバンドであり、ヒット曲の多くは耳にしたことがあるという程度で、フランキー・ヴァリといえば、「瞳の面影」などで70年代中盤にフュージョン系のミュージシャンをバックに作られたソロ・アルバムの方が、自分には馴染みのあるシンガーとして記憶にあります。バンドの頃はファルセット・ヴォイスで有名でしたが、この頃はAOR系のしっとりしたジャジーで味のあるヴォーカルとしての印象が強くありました。

 映画の内容としては、未見の方もいらっしゃると思いますので、詳しくは書きませんが、ニュー・ジャージー州出身のメンバーが音楽と友情、出会いと別れを各々の視点とナレーションを加えたドラマとなっています。ヒット曲の散りばめ方もいいのですが、メインキャストがほとんど舞台と同じで歌の吹き替えがないのも、ステージでのパフォーマンスが素晴らしい要因です。
 そして、この映画のハイライトの一つが、終盤でのフランキーのステージ。同バンドの作曲家ボブ・ゴーディオがフランキーの為に作った曲「君の瞳に恋している」のスコアをフランキーに手渡してから、曲のイントロ・・・メロディが形になりつつ曲として披露されるステージはなかなかの感動モノです。(すみません。具体的に書いちゃいました)
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 というわけで本日開封(?)したのは昨年9月に購入して放置しておいた、フランキー・ヴァリのファースト・ソロ『君の瞳に恋してる』(1967年作品)ワーナー発売のマスターズ・オブ・ポップ1000ベスト・コレクションから税込1,000円で購入した音盤です。
 ファースト・ソロシングル「太陽はもう輝かない」も含めて1965年~67年に渡って、フォー・シーズンズの活動と並行しリリースされたアルバムとなっています。全10曲ですが、スタンドナンバーや映画挿入歌など、もともとフランク・シナトラに憧れていた彼はソロ志向が強く、曲や歌唱もバンドとは違ったアレンジでの趣向が逆に興味深く聞けます。
 そして邦題アルバムタイトルでもあり、今となっては超有名曲となっている「君の瞳に恋してる」ですが、どうしても1982年のボーイズ・タウン・ギャングのリバイバル・ヒットの印象が強いのですが、こちらが当然オリジナルですので・・・ややスローな曲調ですが、サビの高音などフランキー・ヴァリの声域を十分に考えて作られた彼の為の曲なんだなと改めて思いました。
 今年の1月には初来日公演も行われ、素晴らしいステージだったそうです。、フランキー・ヴァリ79歳のファルセット、聞きたかったですね。

フランキー・ヴァリ 『君の瞳に恋してる』マスターズ・オブ・ポップ1000ベスト・コレクション

01. 愛しのヴァレンタイン
02. ハート・ユアセルフ
03. アイヴィ
04. シークレット・ラヴ
05. 君の瞳に恋してる
06. マイ・マザーズ・アイ
07. 太陽はもう輝かない
08. ザ・トラブル・ウィズ・ミー
09. ザ・プラウド・ワン
10. ユア・レディー・ナウ
 

 
 

by nakaji411311 | 2014-11-01 19:49 | 新品CD
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