リンダ・ロンシュタット 『悪いあなた』SHM紙ジャケ

 今週は「リンダ」WEEKです。とりあえず、一昨日ご紹介した3作目『リンダ・ロンシュタット』から4作目の73年発表の『ドント・クライ・ナウ』を経て、本日は5作目の『悪いあなた』を聞いています。
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 レコード会社の契約問題で変則的な発売順(3、5作がキャピトルで4作がアサイラム)になっていますが、4作目では、ウエスト・コースト・ロック色をさらに強めたアルバムとして、イーグルス(デスペラード)やエリック・カズの曲を取り入れて、J.D.サウザー、ピーター・アッシャーと共に制作した結果、アルバムとしては、そこそこのヒットはしたものの、まだまだ他のイーグルスやポコなどの西海岸ミュージシャンほどの勢いはありませんでした。

 そして74年11月、プロデュースをピーター・アッシャー一人に依頼して生まれたのが「悪いあなた」「いつになったら愛されるのかしら」を代表にアルバム・チャートNo1となる本作『悪いあなた』でした。
 アルバムの収録曲は彼女のスタイルでもある、過去のヒット曲をカヴァーしたり、前作同様にJ.D.サウザーやジェイムス・テイラーなどの当時の最前線シンガー・ソング・ライターから提供された曲を、彼女流にアレンジして歌っていますが、ここではローウェル・ジョージが書いてリトル・フィートでも有名なWILLIN(ウィリングと表記されている)が入っているのも、なかなかのの選曲だと思います。
 そしてこのアルバムをきっかけに、彼女はブレイクすることとなり、あとはご存じの通り、80年代に跨るヒット・シングル・アルバムの連発で押しも押されぬスーパースターとなります。
 しかし有名になると、音楽的な話題よりもどちらかというとゴシップなどで取り上げられることも多くなり、「恋多き女」のイメージが先行することもありましたが、発表される作品はそうしたイメージを払拭するような、この時代と共に彼女の魅力を伝えてくれるアルバムだったと思います。本当に、現在聞いてみても『夢はひとつだけ』『ミス・アメリカ』など古臭さなど感じず、懐かしさとともに彼女の魅力が色褪せていないことを感じます。

 それにしても80年代始めに出された『激愛』にはぶっ飛びましたが・・・・

 リンダ・ロンシュタット 『悪いあなた』

01.悪いあなた
02.もうおしまい
03.あてにならない恋
04.ダーク・エンド・オブ・ザ・ストリート
05.ハート・ライク・ア・ホイール
06.いつになったら愛されるのかしら
07.ウィリング
08.アイ・キャント・ヘルプ・イット
09.キープ・ミー・フロム・ブローウィン・アウェイ
10.目を閉じてごらん


by nakaji411311 | 2014-09-03 00:13 | 新品CD
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