スリー・ドッグ・ナイト 『ナチュラリー』 SHM紙ジャケ

 何とか、元通りの顔と体調に戻り、健康のありがたさをしみじみと感じています。
こういう時って、考えることもネガティヴになり、周りにも迷惑を掛けてしまったなと反省してます。
 話は変わり、6月になっても音盤収集は着実に増えています。正直に未聴盤も多く、3月~5月購入したものも多くありますが、少しずつでもご紹介できればいいかなと思っています。
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 4月にSHM紙ジャケで発売になったスリー・ドッグ・ナイトですが、1969年から1970年代半までで多くのヒット曲を出した、ヴォーカルを中心のロック・グループです。
 昔を懐かしみ、数枚をセレクトして購入しましたが、
そんな中で、今回聞いたのはの5枚目のアルバム『ナチュラリー』(1970年)です。


 当時はそう熱心に聴いてたわけではなく、ラジオから流れるヒット・チャートの常連というイメージで、アルバムも持っていませんでした。但し、耳に残るメロディは印象的で、いつの間にか口ずさんでいるような、そんな聞きやすさが「スリー:ドッグ・ナイト」です。
 このグループの特徴は、当時多くのミュージシャンが自作オリジナル曲を演奏するのが主流だった中、ほとんどの曲は他人の曲。新進ソング・ライター(当時のニルソン、ポール・ウィリアムズ、ローラ・ニーロ、ランディ・ニューマンなど)の曲やカヴァーといっても既に売れている有名曲ではなく、マイナーなR&Bなどを取り上げ、自分たちの音に仕上げていくという方法でヒット曲を出していました。

 このアルバムは彼らのキャリアでいえば全盛期といわれる頃の最初の1枚であり、次作の『ゴールデン・ビスケット』(1971年)から『ハーモニー』(1971年)、『セブン・セパレート・フールズ』(1972年)まで全米チャートの上位にランクされるヒット・アルバムとなります。
 
 特に今作からは大ヒット曲⑩「喜びの世界」が収録されていることや、カヴァー曲でもイギリスのグループ曲が多く取り上げられています。③フリーの「アイル・ビー・クリーピング」、⑤スペンサー・デイヴィス・グループの「キャント・ゲット・イナッフ・オブ・イット」や⑧アージェントの「ライアー」、⑨スプーキー・トゥースの「大いなる悲嘆」など、オリジナルと聞き比べても、彼等流のアレンジは見事です。特に私が気にいったのは、ジェシ・コリン・ヤングの⑥「サンライト」です。アコースティック・ギターに奏でられた美しさはチャックのヴォーカルと相成り、際立っています。
 全曲通して聞いても、3人のヴォーカルでの色合いと曲の変化と選曲の良さで、心地よく聞くことができるお奨めの1枚ですね。
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 また、紙ジャケの出来もオリジナルを知らなくても、凝った作りであり、ギミック・ジャケとしても楽しめる作品です。

 他にも3枚購入しているので次回もご紹介したいと思います。

スリー・ドッグ・ナイト / ナチュラリー

01. アイ・キャン・ヒアー・ユー・コーリング
02. ワン・マン・バンド
03. アイル・ビー・クリーピング
04. ファイヤー・イーター
05. キャント・ゲット・イナッフ・オブ・イット
06. サンライト
07. ヘビー・チャーチ
08. ライアー
09. 大いなる悲嘆
10. 喜びの世界
 
  
by nakaji411311 | 2013-06-22 09:35 | 新品CD
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