フル・ムーン 『FULL MOON』

 久々の「BOOK OFF」ネタです。

 月に1回程度は、「BOOK OFF」で散策しますが、以前ほど”掘り出し物”に遭遇することがなくなりました。価格についても強気な設定になっているものも多く、他の中古店との比較でも以前より大差がなくなってきたような....といっても何故・・・この価格と思うものも少なからずあります。
 
 本日、1枚だけ購入したのがこちらフル・ムーンの1972年作品『FULL MOON』です。
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 フル・ムーンといえば音楽的には、バジー・フェイトンとニール・ラーセン中心の80年代再結成時(AOR+フュージョン)のいい具合にAORにインスト曲を多めにしたフュージョン色が強い音が、当時の流行でしたが、この1作目は72年という時期を考えても、かなり時代を先取りしたサウンドとなっています。
 ここには、後期ラスカルズのような、ブルー・アイド・ソウルにファンキーな、後のジョン・ホール率いるオーリアンズや、ソロでAORの中心となるボズ・スキャッグスに大きく影響を与えた(両人が言っているとのこと)音楽が詰まっています。
 バジーのギターはソロでもバッキングでもジャジーなプレイかと思えばブルージーに。ニールのオルガンも同様に、この後に発表されるソロ2作に大きく影響を与えたと思います。そして、このメンバーで次の作品へと期待しつつ、バジーのヘロイン中毒の為7年を要することとなります。
 正直、バジー=ニール(79年)フル・ムーン(81年)=ワーナー/ロス録音でしか聞いてなかった自分には、ポール・バターフィールド~ラスカルズから離れたバジーとソウル・サヴァイバーズ以降のニールを知りませんでした。が・・・ここにその原点を聞くことができたようです。
 ボートラのインプロもいい味出しています。
 
 2005年発売の紙ジャケ、ボートラ入りですが、中古でも状態はいいと思います。
 こちら250円棚からのお買い上げです。
 
by nakaji411311 | 2013-05-26 23:23 | CD
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