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日々の雑記(音楽、映画、本、その他)

エルヴィス・プレスリー 『アロハ・フロム・ハワイ』 レガシー・エディション

 10月から始めた当ブログも、今回の記事で100本目となります。
ご覧頂いてる皆様、お買い物ご紹介ブログをいつもありがとうございます。いっつも稚拙な内容で、すみません。
 昨日、予告させて頂きましたロバータ・フラックは次回にさせていただきます。
本日は、私が中学生時代に、洋楽に魅せられる大きな要因となりました1枚のご紹介です。
エルヴィス・プレスリー 『アロハ・フロム・ハワイ』 レガシー・エディション_b0287042_03994.jpg

 エルヴィス・プレスリーの『アロハ・フロム・ハワイ』レガシー・エディション40周年記念盤です。時は1973年1月14日、洋楽かぶれのガキが1人。茶の間のテレビを独占して衛星生中継をドキドキしながら待っていました。周りの洋楽ファンのガキ共は、エルヴィスに興味を抱く者は少なく、当日騒いでいたのは、前にも書きました質屋のK君と柔道部のS君と自分だけ。実際に動くエルヴィスを見るのは「オン・ステージ」「オン・ツアー」と60年代の諸々の青春映画程度ですから、画面の中とはいえ、生で動くエルヴィスには興奮しました。と思いつつ、茶の間で家族がみんな見ている前での、例の、お馴染みの、ファンサービスには歌を聴く以前になぜかチャンネルを替えたかったのは、まぎれもない事実です。
 1時間30分程度の番組でしたが、「ツァラトゥストラはかく語りき」のテーマからラスト曲の「好きにならずにいられない」まで、他のアーチストのカヴァーや自身のヒット曲を24曲、ノンストップで聞かせてくれます。
 写真のアナログは、コンサートの翌2月に緊急発売されたもので、解説はポスターの裏に湯川、福田両氏のこのコンサートとは関係ない内容で記載されています。(コンサートからライヴLP発売まで1ヶ月なんて考えられませんよね!)数ヶ月後には、解説もジャケも価格も違う正規盤も発売されます。
 そして写真のもう1枚は、2000年に発売された紙ジャケです。こちらはジャケの作りは、緊急盤ではなく正規盤の復刻のようです。(中央のエルヴィスがくり抜かれている。)
エルヴィス・プレスリー 『アロハ・フロム・ハワイ』 レガシー・エディション_b0287042_0394527.jpg
 
 最後の1枚が今回発売されたレガシー盤です。音盤的には未発表曲として、アメリカでの放送用音源5曲がボートラとなっています。またDISC1は1/14録音とDISC2は1/12のリハーサル音源という内容です。できれば、昨年発売された「イン・ニューヨーク」のような秘蔵映像なんてあればもっと嬉しかったのですが、現在、このタイミングで聞くことで、エルヴィスを再認識できたことに感謝します。
 今思えば、エルヴィス70年代の人気のピークであり、また最後の輝きを放っていた貴重な記録です。
レガシーエディションも70年代中盤まで来ると、このシリーズも残り少ないのかな・・・なんて感傷的になります。
by nakaji411311 | 2013-05-18 00:42 | 新品CD

by yoshi