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COMES A TIME

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日々の雑記(音楽、映画、本、その他)

ロッド・スチュアート/フェイセズ 『Coast To Coast Overture and Beginners』

 GWも残すところ1日となってしまいましたね。休みが始まる前には、どこにいこうかと自分なりに計画してましたが、案の定どこに行くでもなくグダグダしています。まあそれはそれで、購入しても聞いていない音盤を聞く、いい機会かと...
 先月、ユニオンさんで購入したレコードを数枚聞いていますが、その中から『ロッド・スチュアート/フェイセズ=ライヴ』を聞いてみました。(日本盤 中古700円)
ロッド・スチュアート/フェイセズ 『Coast To Coast Overture and Beginners』_b0287042_12523.jpg
 
 ロッドとフェイセズのアルバムはほとんどCDで所持してますが、この作品だけはまだ国内ではCD未発売だと思います。1973年のアメリカ公演を収録したものですが、メンバーはロッド・スチュアート(Vo)、ロン・ウッド(G)、イアン・マクレガン(Ke)、ケニー・ジョーンズ(Dr)、そしてロニー・レインに代わって山内テツ(B)が初めて参加となったアルバムです。
 しかしアルバム・タイトルはロッド・スチュアートとフェイセズということで、収録曲もロッドのソロアルバムからの曲がほぼ半分です。当時のライヴ構成もこのようにソロとバンドの曲が半々という割合だったらしいですが、徐々にロッドのバック・バンドと化していったのですね。
 確かに「ガソリン・アレイ」や「エヴリィ・ピクチャー」などの方がヒットしていたから仕方ないか・・・でも私はロッドが嫌った「ウー・ラ・ラ」好きなんですよね。ロニー・レインが中心になって作ったアルバムですが、過去の3作とは違った趣きを感じ(なぜかアメリカっぽい)良く聞きます。
ロッド・スチュアート/フェイセズ 『Coast To Coast Overture and Beginners』_b0287042_12540100.jpg

 そして、このライヴ・アルバムを引っさげて74年2月に来日公演を行なうのですが、残念ながら観る事はできませんでした。フェイセズを見たのはNHKでの「ヤング・ミュージック・ショー」が最初で最後です。当時の印象はロッドとロンの髪型とステージでのかっこいいアクション(特にロッドのスタンド・マイク)は日本のシンガーにも大いに影響を与えたのでしょう。
 バンドはロッドがソロ活動中心となり75年末に脱退、ロンも同年にストーンズへ参加という形で終わりを迎えることとなりますが、その後フェイセズをリスペクトするバンドも多く出てきて、当時のブリテッシュ・ロックの中では地味目な存在であり、僅か4枚のオリジナル・アルバムとベスト1枚そして、今作と5年あまりの活動期間でしたが、その後はメンバー各々が持ち味を活かして活躍したのはご存知の通りです。
 中古で購入しましたが、前のオーナーの保管が良かったのでしょう。数十年も経っているレコードとは思えないくらい状態がいいです。批評家から録音状態が悪いと酷評されたらしいですが、そこまで悪いとも思えないです。
 実は、持っていたプレーヤーが壊れたので、新しいものを本日購入しました。ご紹介できるほどのものではありませんが、しばらくは充実したアナログ生活を楽しめそうです。それでは又.... 
by nakaji411311 | 2013-05-06 01:28 | レコード

by yoshi