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COMES A TIME

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日々の雑記(音楽、映画、本、その他)

ディープ・パープル 『ライヴ・イン・カリフォルニア・ロング・ビーチ・アリーナ 1976』

 日曜日は、またまた高田馬場へ・・・目的はCDショップ「ムトウ」さんです。
先週の水曜日に数枚購入したタイトルをご紹介しましたが(まだ未聴です)、まだ気になる作品があったので、売れ残っていれば・・・と思って入店。
 開店が12:00からなのですが、客もパラパラで売れ筋もほとんど無いような感じですが、時間もあるのでじっくりと散策した結果、6枚の購入となりました。
その内の1枚がこちらです。
ディープ・パープル 『ライヴ・イン・カリフォルニア・ロング・ビーチ・アリーナ 1976』_b0287042_0324229.jpg

ディープ・パープル 『ライヴ・イン・カリフォルニア・ロング・ビーチ・アリーナ 1976』です。
発売が2008年ですから、もう5年前に発売になったCDです。中古でも手に入るし、決して珍しいアルバムでもないですが、やはりトミー・ボーリン期のパープルは押さえて置かなくてはと思い購入。

1976年1月と2月のアメリカのスプリングフィールドとロング・ビーチ公演が音源ですが、元ネタはアナログ・ブートの「ON THE WINGS RUSSIAN FOXBAT」です。1975年12月の日本公演から1~2ヶ月後、第4期パープルの最後のライヴを記録しています。
お馴染みの「BURN」から「HIGHWEY STAR」までの14曲、約2時間にわたっての演奏ですが、トミーも日本公演の時のような不本意?なプレイではなく、それなりのソロを聞かせてくれます。
リッチー時代の曲は、やや危うい演奏になりますが、「カム・テイスト・ザ・バンド」からの曲(GETT‘N TIGHTERやLOVE CHILD)ではトミーらしいギターで、ファンキーなパープルがここにいます。できればもっと、第4期の曲を多く収録してほしかったですが、リッチー期の曲が多いのが残念です。(2期の曲はどうしても比較してしまう)
第4期パープルのライヴはツアー当初のニュージーランド~オーストラリア公演がいいとのことなので機会があれば聞いてみたいですね。
この時期、薬物中毒でグレン・ヒューズとトミー・ボーリンがヤバイ状態だったということで、演奏の出来不出来も2人に左右されていたようですが、特筆すべきは、デヴィッド・カヴァーディルのヴォーカルでしょう。最高です。
しかしこの後、バンドは3月にイギリス公演を行い、リヴァプールにて終焉となります。
公演終了後、カヴァーディルは涙を流しながらジョン・ロードに脱退を告げ、イアン・ペイスも続いたとのことです。その後はご存知の通り、グレンは90年代に復活しますが、トミーは解散から8ヵ月後に帰らぬ人に・・・
さらにその後、パープルも黄金期(1番売れた2期)メンバーで復活しますが、70年代の輝きはなかったように感じます。

Deep Purple / LIVE IN CALIFORNIA LONG BEACH 1976

1. 紫の炎
2.レディー・ラック
3.ゲッティン・タイター
4.ラヴ・チャイルド
5.スモーク・オン・ザ・ウォーター~ジョージア・オン・マイ・マインド
6.レイジー
7.ザ・グラインド

1.ディス・タイム・アラウンド
2.トミー・ボーリン・ギター・ソロ
3.嵐の使者
4.ハイウェイ・スター~ノット・フェイド・アウェイ
5.スモーク・オン・ザ・ウォーター~ジョージア・オン・マイ・マインド
6.ゴーイング・ダウン
7.ハイウェイ・スター(ヴァージョン2)
by nakaji411311 | 2013-03-05 00:33 | 新品CD

by yoshi