デュエイン・オールマン 『アンソロジー』の思い出

 3月に輸入盤、4月に国内盤にてデュエイン・オールマンの7枚・書籍・特典付きボックスが発売になるというビッグな情報が飛び込んで来ました。もう、これは絶対に買うしかありません。
アトランティック・ソウルシリーズもデュエインがらみを中心に買い集めていましたが、本当に彼のプレイが好きなんです。
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 最初に聞いたアルバムは、おそらく多くの方と同様に、オールマン・ブラザーズ・バンドの「フィルモア・イースト・ライヴ」でした。針を落として1曲目の「ステイツボロ・ブルース」のスライドにぶっ飛びましたね。最初はハーモニカかと思いました。その頃(1973年頃で既に71年にデュエインは天に召されていた)はスライド・ギターでの演奏スタイルで、誰がすごいとか、うまいなんていう比較論さえなかったと思いますが、これがスライドなのかと・・・・あえて言えば、その時分にスライド・ギターとして意識して聞いたのは、ライ・クーダーぐらいだったような気がします。デュエインのスライドはレギュラー・チューニングでのプレイと言われてますが、本人のインタビューでは、「マイク・ブルームフィールドのようにはできない。オープンで上下させているだけ」とも話しています。どちらにしても凄い演奏に変わりありませんが・・・・・・・・・・・
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周りのロック好きの同級生(バンドのギター担当)は、デュエインのレコードをコピーしまくっていました。私はコピーは途中で断念しましたが、私の持っているギターは彼の真似で、ローズ・ウッドのネックでサンバーストのストラトとゴールド・トップのレスポール(オールドやヴィンテージではありませんが)が今でも愛器です。

 私にギターを教えてくれたO君は私以上に、デュエイン・オールマンが好きで、市民会館で定期的に有料コンサートを行なっていましたが、1曲目はいつも「ステイツボロ・ブルース」でした。(後に買った、ギターはSGスタンダード62年)O君は風邪薬のビンを使って演奏していたましたが、同級生の中では一番上手でしたね。バンド名もオールマンズの曲名(リトル・・・)でした。
昔ばなしになってしまいましたが、もう1人の同級生で、違うバンドに居たギター弾きもO君といって、彼から中古で購入したレコードが、「アンソロジー」でした。もうこのアルバムはボロボロになるまで聞いて、デュエインのソロ・パートをコピーしてました。特にボズ・スキャッグスとの「ローン・ミー・ア・ダイム」。ボズの歌声とデュエインのギターが最高の1曲です。この当時、ボズのアルバムがなかなか手に入らないため、この曲が聞きたいために手にいれたようなものでした。
その他にも、現在はワーナー1000円ソウルで聞けるようになった曲が、一杯詰まっています。トータルでアルバムを聞くならオールマンズの方がいいですが、スタジオ・ミュージシャンとして、1曲毎に、渋くきらめくギターの音をじっくり味わうならこっちですね。24歳の夭折、残念でなりませんが、伝説は続きます。
最後に彼は自身のプレイを聞かれ「スライドは、他の楽器と混じっても際立つという意味では有効だが、俺にとってはただのプレイの一種だよ」
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by nakaji411311 | 2013-02-16 22:54 | CD
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