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COMES A TIME

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日々の雑記(音楽、映画、本、その他)

ウィル・リー/ニューヨーカーズ 『愛のサスペンス』

 日々暖かさを感じるようになりましたが、皆さんはいかがお過ごしですか。
 3月も半ばを過ぎると、仕事でも私生活でもそれなりの変化があるという意味で、春という季節を感じます。
 ほぼ1年間も通院していた歯科医院もひとまず終了。女性の先生でしたが、丁寧に治療して頂いたおかげで歯医者に対するイメージも良くなりました。わがままな患者ですみませんでした。これからはケアをしっかりしていきます。

 あのストーンズの公演から10日も過ぎましたが、その後の公演先でもあるマカオや上海の映像もyoutubeにUPされているようで、まだまだ私的にも余韻が醒めません。ブート盤も気になりますが・・・しかしながらストーンズ関連を購入する金銭的余裕もなく、この2月~4月では今まで発売延期となったCDが揃って発売になりそうで、そのためのお金を蓄える日々です。

 そんな中、前にも記事の中でこんな音盤を探していると書きましたが、ネットのオークションで手に入れることができたのがこちらのウィル・リー/ニューヨーカーズ 『愛のサスペンス』のEP盤です。
ウィル・リー/ニューヨーカーズ 『愛のサスペンス』_b0287042_1054797.jpg

 パイオニアの"プロジェクトA77”のCMで使われた曲ですが、当時でいうAORに日本のポップスのテイストがうまく味付けがされた覚えやすいメロディとシンプルな歌詞で、いつも口ずさんでいました。作曲は井上忠夫で作詞八木正生。編曲鈴木宏昌の作品ですが、「ニューヨーカーズ」のメンバーが凄すぎ。
 ウィル・リー、スティーヴ・ガッド、マイケル&ランディ・ブレッカー、バリー・ロジャース、ウォーレン・バーンハート、クリフォード・モーラス、松木恒秀etcとこれだけのミュージシャンが揃えばハンパなできじゃありません。そしてこの曲を自分の中で強烈に印象付けたのが、1981年の「24丁目バンド」のライブ公演で演奏された時でした。ライヴの前半、期待もしていませんでしたが突然、ウィルが「昨年のTVオンエア曲で井上忠夫作品~」とのMCからこのイントロとウィルの歌声・・・(実はカセット録音していました)あらためて聴きましたが、キレキレの演奏の中、24丁目バージョンでの同曲。ハイラム・ブロックのハードなソロもそれはそれでいいです。今も思い出す、ベスト・ライヴの中の1曲でした。
 1970年代後半~80年代前半はこうした日本独自の企画作品や歌謡曲のバックなど、今では想像もできないミュージシャンが多く参加していましたがこれもバブル全盛期の産物なんでしょうか。
 日本の音楽マーケットは凄かったんでしょうね、私なんか単純にアルバムクレジットのミュージシャンが目の前で演奏してくれるというだけで感激でした。
 
by nakaji411311 | 2014-03-16 10:54 | レコード

by yoshi